この記事の内容
釜山は韓国第2の都市で最大の港町。地下鉄の案内は英語(多くは日本語も)併記で、ビーチと市場は地下鉄で数駅、どこにでも座れるカフェがあるので、ひとり旅がしやすい街です。この3日間プランは、1日ごとに街のひとつのエリアにまとめてあります。観光地のあいだの移動を減らして、ゆっくり過ごす時間を増やすためです。
出発前に知っておきたいこと
- 交通カード:コンビニや地下鉄駅で買えるチャージ式の交通カードが、地下鉄・バス・ほとんどのタクシーで使えます。乗るときと降りるときにタッチします。
- タクシー:台数が多くメーター制です。配車アプリ Kakao T を使うと、行き先が韓国語で運転手に伝わるので、言葉に自信がなくても安心です。
- 到着:金海空港からは軽電鉄(ライトレール)で地下鉄2号線の沙上(ササン)駅へ。2号線は西面・広安・海雲台をまっすぐ通ります。ソウルからのKTXは1号線の釜山駅に着きます。
- ペース:釜山は坂の多い街です。一日中歩ける靴を用意して、ゆっくりめの午後を1回入れておきましょう。
1日目:海雲台(ヘウンデ)と広安里(クァンアンリ)
まずは海雲台ビーチ(2号線・海雲台駅)へ。広くて平らな砂浜は朝の長い散歩にちょうどよく、遊歩道は西側の冬柏島(トンベクソム)まで続きます。木々に囲まれた小さな岬で、一周できる道から湾を見渡せます。
午後は海雲台ブルーラインパーク。尾浦(ミポ)から松亭(ソンジョン)方面へ、旧東海南部線の線路をゆっくり走る観光列車で、ずっと海を見ながら進みます。人気があるので、チケットの買い方は出かける前に公式ページで確認してください。
夜は2号線で西へ数駅、広安(クァンアン)駅から10分ほど歩いて広安里ビーチへ。海の向こうにライトアップされた広安大橋が見える場所です。海沿いの通りにはカフェやレストランが並び、湾に面した上の階の席があるお店も多いです。夜の広安大橋については別のガイドにまとめています。

2日目:旧市街 — 甘川文化村・チャガルチ・南浦洞
1号線で土城(トソン)駅へ行き、甘川(カムチョン)文化村へ。パステルカラーの家々と壁画、小さなギャラリーが並ぶ坂の町です。駅からは急な上り坂なので、村のそばまでマウルバス(地域の小型バス)かタクシーで上がって、脚は路地歩きのために取っておきましょう。静かな路地が好きなら朝早めに。
坂を下りてチャガルチ駅へ。チャガルチ市場は韓国でいちばん有名な魚市場です。屋内の市場ビルは活気がありながらも整然としていて、食べる予定がなくても、その日の魚を見るだけで楽しめます。そのまま南浦洞(ナンポドン)へ。屋台が並ぶBIFF広場、小さなお店が続く国際市場の路地、古本屋が並ぶ細い宝水洞(ポスドン)本屋通りと歩けます。
まだ歩けそうなら、南浦洞の上の丘にある龍頭山(ヨンドゥサン)公園へ。頂上の釜山タワーから港を見渡せます。商店街からエスカレーターでかなり上まで行けます。

3日目:海辺のお寺、そして西面(ソミョン)
海東龍宮寺(ヘドンヨングンサ)は、韓国では珍しい海岸に建つお寺です。海雲台の北東、機張(キジャン)の海の上の岩場にあります。近くに地下鉄駅はないので、海雲台エリアからバスかタクシーで。団体客が来る前の午前中がおすすめです。お寺へ下りる階段と帰りの上りが、この日いちばんの運動になります。
午後は1号線と2号線が交わる交通の要、西面へ。地上はお店とレストランがぎっしり並び、地下には駅につながる長い地下商店街があります。東へ数分歩くと田浦(チョンポ)カフェ通りがあり、コーヒーとデザートでひと休みするのにぴったりです。西面はどこへ行くにも便利なので、旅の最後をここで過ごす人も多いです。
ひとり旅の女性へのヒント
- 釜山は一般的に、女性のひとり旅がしやすい安全な街とされていますが、基本は同じです。夜遅くは明るく人通りのある道を選び、予定は誰かに伝えておきましょう。
- コンビニはどこにでもあり、夜遅くまで開いています。水やお菓子、交通カード、基本的な洗面用品が買え、ATMがある店がほとんどです。
- カウンター席や小さなテーブルのあるカフェ・食堂が多く、ひとりで食べるのはごく普通のことです。
- 静かな夜を過ごしたい日は、ホテルの部屋でゆっくり休むのもいい選択です。韓国旅行で上手に休む方法も参考にしてください。




